December of 2006

積水ハウス株式会社発行のライフブック『こそあど』(50・51頁)に、ロゴバのコレクション、フィン・ユールの代表作“No.45”(ローズウッド、ナチュラル革)が掲載されました。 この本は、積水ハウスが提案する“本当の豊かさとこれからの暮らしのゆくえ”についての思考をまとめたものです。その中で“No.45”は、長い年月 愛着をもって使うことで、価値の高まる椅子として、美しくご紹介いただきました。
     
こそあど
サスティナブル・ライフ・ブック


積水ハウス 株式会社
2006年12月1日 発行
手や心が離れぬように

エイジング(経年変化)の美を発揮するものは、
住まいでも家具でも装飾品でも共通した性格を持っています。
それは「第一に素材の性質であり、第二に人間の手や心から
離れぬことであり、第三以降にフォルムやコンポジション*」。

いくら素材を吟味した良いもの、デザインに凝った素敵な住まいでも、
人の手や心が離れたものは表情に曇りが出ます。
長い年月、手を入れながら対話を続けてこそ愛情が深まり、

その価値は高まっていくのです。
汚れやすければいつも拭き浄める、傷つきやすければいたわる、
そんな作法によって良いものは本当の価値を発揮するのではないでしょうか。


* 高橋修一「知的住まいづくり考」TBSブリタニカ

「世界で最も美しい肘を持つ椅子」といわれる“No.45”イージーチェア(1945年)。 デンマークを代表する建築家・家具デザイナーであるフィン・ユールと、工房の優れたマイスターであったニールス・ヴォッダー。この二人の才能から生まれた名作です。

※ この本に関するお問い合わせは、積水ハウス株式会社 環境推進部 TEL 06-6440-3047