甦った手仕事、幻想の刺繍『New KAITAG』展 @金沢21世紀美術館


甦った手仕事、幻想の刺繍『New KAITAG』展

 

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          会期 : 2018年3月13日(火)~ 3月18日(日) 

                am10:00 ~ pm6:00 (金・土曜日は午後8時まで)

          会場 : 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
               石川県金沢市広坂1−2−1

          ◎   ギャラリートーク
            テーマ = 『New KAITAG』プロジェクト
            講師 = 西川純一(ロゴバ代表)

            日時 = 3月17日(土)午後2時—3時30分
            定員 = 30名 参加費 = 無料

            ※E-mail : info@phoebe-jp.com へ事前の申し込みが必要

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この度、ロゴバは石川県金沢市にあるインテリアショップ “PHOEBE(フィービー)”様に対し
全面的な協力をし、来る2018年3月13日(火)〜18日(日)の6日間、
甦った手仕事、幻想の刺繍『New KAITAG』展 ” を、
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB” において開催することになりました。

その際ご紹介させていただきます『New KAITAG』は、日本はもとより、
世界的に見ても正式にご紹介される機会は少なく、未だ非常に珍しい工芸作品と言えるものです。

また、3月17日(土)には、ギャラリートークを開催致します。

ご興味のある方は、
ぜひPHOEBE(フィービー)のメールアドレスinfo@phoebe-jp.comへお申込みくださいませ。

 

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中近東“コーカサス”で生まれた幻想の刺繍芸術『New KAITAG』とは

ここにご紹介させていただきます 『New KAITAG』 (綿布の上を全面シルク刺繍した布)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地域のアルメニアという国に住む高い刺繍技術をもつ選ばれた女性たちが、こつこつと時間を掛け製作した芸術性豊かな工芸作品です。

一点一点幻想的で不思議なデザインをもつこの刺繍作品は、17〜19世紀に盛んにつくられたコーカサス地域の刺繍布に源を発し、それらは今から350年ほど前、ダゲスタンのカイタグ地方の人々によって、芸術的領域にまで高められた“KAITAG”(綿布の上に文様をシルクで部分刺繍した幻想的な布)と呼ばれる刺繍布が起源となっています。そのおおよそ110cm×70cm程度の大きさをもつ刺繍布は、一説によると、当時、新妻が嫁ぐ際、嫁ぎ先へと持参し、子供が生まれた時にはその子供を寝かしつけるゆりかごの上に覆い、子供がその不思議な刺繍柄を見ながら安心して眠りに入り、楽しい夢を見るようにと願いを込めてつくられたと言われています。
しかし、このユニークなデザインをもつ“KAITAG”も、19世紀には、人々の生活から消えてしまいました。そのため、当時の“KAITAG”は現存するものが非常に少なく、コレクター垂涎の刺繍芸術として高い評価を得、現在非常に高価な芸術作品として取り引きされています。

そうした中、今回ご紹介する『New KAITAG』は、オリジナルの“KAITAG”の芸術性とその感動を現代の生活空間に持ち込みたいとの願いをもって、2004年に、アルメニアで始められたプロジェクトの成果品です。アルメニアの文化では、刺繍は若い花嫁の技能や美的感覚を実証する大切な嫁入り道具としても考えられ、女性たちは若い頃に母親から刺繍を学び、その技術をまた自分の娘へと伝えていきます。こうした刺繍は家族に幸運をもたらすお守りとしての役割を果たすとともに、人・家の社会的身分を表現するアイテムとしても大切にされてきました。
この『New KAITAG』プロジェクトは、そうしたアルメニアの文化環境の中で、より優れた刺繍技術をもつ女性を選び、素材は草木染めされた絹糸の使用にこだわり、草木染めした上質なシルクをアルメニアの女性たちに提供することで、作品の品質を確保してきました。

この『New KAITAG』をつくる熟練職人のもつ高度な技能が成せる技術的に複雑な刺繍は、国際的市場でも高く評価され、その巧みなステッチや色使いは、刺繍全体にわたって最高のものと言えます。
また、この刺繍仕事は膨大な時間を消耗する作業です。

そうした作業によって、現在の『New KAITAG』の作り手たちは、
デザインこそ昔のオリジナル“KAITAG”を参考にしてはいますが、
作品への思い入れは大きく、できあがった作品はあくまでも自分の作品として認識しています。

会場では、選りすぐりの作品約30点をご披露させていただきます。
「人の手技の素晴らしさと、イマジネーションの豊かさ」をお感じいただければ、最高の幸せです。

 

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主催 = PHOEBE (フィービー)
協力 = ROGOBA (ロゴバ)
協賛 = 北國新聞社 北陸朝日放送
 
お問い合わせ : PHOEBE
(フィービー)

石川県金沢市片町1−1−28
イワモトビル1階

Tel:076−254−6438


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